宅建士(宅地建物取引士)の資格についてあらためて調べてみました。

 

今日は私が3年かけて取得した宅建士のことを説明します。

 

 

宅建士とは?

宅建士とは正式名称「宅地建物取引士」と言います。

以前は「宅地建物取引主任者」と言う名称でしたが、2015年の宅建業法改正によって「主任者」から「士」になり、
弁護士、税理士、宅建士…いわゆる「士業」に仲間入りしました。

 

 

宅建士の仕事とは?

宅建士(宅地建物取引士)は、不動産の紹介や内覧、契約書の作成、重要事項の説明など、不動産取引にまつわる業務全般を手掛ける職業です。

土地や建物といった不動産は、その取引金額が大きいうえ、たくさんの法律が絡んでくるため、一般の人が各物件の価値や条件などを正確に把握するのは困難です。
そこで、不動産のプロである宅建士が、売主や買主に対して内容をわかりやすく説明し、当事者同士の間に入って契約をとりまとめることで、不動産取引をサポートします。

 

 

宅建士にしかできない業務

宅地建物取引業者が宅地建物の取引の際に行わなければならない3つの業務があり、これらは全部、宅地建物取引士でないとできない「独占業務」として法律で決められています。

●重要事項説明

●35条書面への記名押印

●37条書面への記名押印

宅建士がいないと契約をすることができません

 

 

宅建士になるには?

宅建士になるには、宅建試験を受けて合格し、資格を取得することが必要です。

受験資格は設けられてなくて、受験手数料7000円を支払えば誰でも試験を受けることができます。
ただし、試験に合格するためには、民法や宅建業法、税法など、複数の法律知識を身につけないといけないため、かなりの勉強量が求められます。

試験は1年に1回しか実施されません。

 

 

宅建試験の難易度は?

宅建士資格は国土交通省の主管する国家資格です。

毎年20万人を超える数多くの人が受験しますが、そのうち合格できるのは例年3万人前後で、
合格率は15%~17%前後です。

合格するために必要な勉強時間はおよそ300時間が目安とされています。

 

 

宅建士として仕事をするには登録が必要

宅建試験に合格するだけでは、宅建士としての仕事を行うことができません。宅建士として仕事をするには、受験した試験地の都道府県の登録を受けないといけません。

登録するには、宅建試験に合格し、2年以上の実務経験、もしくは実務講習を修了していることが必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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