個人不動産屋の始め方と必要なお金
個人で不動産屋を開業するのに、どこにどんなお金が必要になってくるのかをまとめてみました。
会社を設立する
業務を行ううえでは圧倒的に法人の方が有利です。手続き等ややこしく、かなりの時間を要するため、早めに進めた方がいいと思います。
事務所を作る
営業を始めるには事務所が必要になります。小さな不動産屋を始めるなら自宅の一部を事務所として使用する方法もありますが、これにはいろいろ条件があります。
・自宅用と事務所用に別々の入り口が設けられていること。
・事務所と他の部屋が壁で区切られていて、事務所として独立していること。
・玄関から入って他の部屋を通ることなく事務所用の部屋にたどり着けること。
・部屋が事務所用として機能していて事務所以外には使用しないこと。
など、ケースバイケースではあるようですが、このような条件があります。
事務所を設置したほうが、お金はかかってしまうけど、間違いなく信用度は高くなります。
事務所を賃貸で借りることもできますが、毎月の家賃が必要になるので、きちっと計画を立てる必要があります。
私たちの場合は、とてもいい物件が見つかり、購入することができました。
事務所ができたら、パソコンや、接待用のデスクや、電話、ファックスを設置しなければなりません。
宅地建物取引士の資格を取得する
不動産業を開業するのに重要なことは「宅地建物取引士」の資格を取得することです。
一つの事務所につき業務に従事する人の5人に1人以上の割合で、専任の宅地建物取引士を設置することが義務付けられています。
その他、未経験なら実務に関する資格も勉強しておいたほうがいいと思います。
宅建士(宅地建物取引士)の資格についてあらためて調べてみました。
不動産キャリアパーソンとはどのような資格なのか?合格率は?
宅建保証協会に加入
高額な商品を扱う不動産ではトラブルが発生した時に取引の相手にも大きな損害を与えてしまうこともあります。
このような損害を取引の当事者に賠償するために、営業保証金として1000万円を事前に法務局に委託することが義務付けられています。
しかし開業時に1000万円の資金を用意することはとても困難です。
そこで保証協会に加入すれば、60万円の供託金で済む制度があります。
宅建協会・保証協会加入
宅建協会・保証協会に加入するときに支払ったお金です。
私たちは兵庫宅建に加入しました。都道府県によって、キャンペーンをしてるとこなどもあり、金額が違ってくる場合があります。
[st-midasibox title=”入会時に必要なお金” fontawesome=”fa-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]
宅建協会 入会金 ¥642,000
宅建協会 会 費 ¥66,000 (1年分)
保証協会 入会金 ¥200,000
保証協会 分担金 ¥600,000
保証協会 会 費 ¥6,000(1年分)
その他入会金 ¥100,000(兵庫県宅建政治連盟)
合計 ¥1,614,000
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起業を考えるときにおすすめなのは、このようなビジネスと言われています。
・少資本ではじめられる
・利益率が高い
・在庫をもたない
・一定の収入が安定している
不動産屋のビジネスは仲介業では上の3つを満たすことができ、賃貸業や管理業では4つ目の条件を満たすことができる事業だと言えます。
リンク
4月5日(火)22時~NHK総合で「正直不動産」ドラマが始まるみたいですね!
私は知らなかったんですが、この漫画を読んで、不動産屋になりたいと思った人が多くいたようです!
放送開始が楽しみです!しかも、、山ピーが主演だそうで(^▽^)/